はじめに

* 依頼者は40代の女性

* ターゲットは依頼者の夫(以下、夫(対象者))

経緯と目的

週末の夫(対象者)の行動が怪しい。またバイアグラを購入している。

目的

① 夫(対象者)の浮気・不貞の証拠撮影。

② 浮気相手の身元判明。

調査編

私は淡々と予備調査(自宅・勤務先・使用する車・本人の確認。)を行い、調査契約して最初の週末。

1回目の調査を行う。

夫(対象者)は会社のバトミントンチームの応援に行くと、スポーツセンターに行くと依頼者に言っていたが、これは本当だった。この日は夫(対象者)にあやしい動きはないと判断し、契約した時間で調査は終了したが、後に調査を終了したあとに、夫(対象者)にあやしい動きがあったことが判明した。

次の日の2回目の調査日。

早朝から調査を開始した。場所は夫(対象者)の自宅から。

夫(対象者)と依頼者の自宅は高層マンション。

本日、夫(対象者)の予定は、会社の野球チームの練習に参加するとのことだった。

この日依頼者は仕事で、夫(対象者)が車で依頼者を送迎し自宅に戻って来たまでは良かったが、その後、予定の時間になっても自宅マンションから動きがみられない夫(対象者)に不安を覚えた。

そして、不安は的中した。

私とパートナー探偵Kがそれぞれの出入口をマークしていたが、探偵Kがマークする出入口から夫(対象者)は出てきて、すでに自宅マンションから移動していた。

探偵Kは直接本人を確認していなかったため、本人と気が付かなかった様子だ。

私と探偵Kは夫(対象者)が練習しているはずの野球場を確認したが、夫(対象者)はおろか野球場で練習する人すらいなかった。

依頼者に噓をつき、浮気相手と出かけたに違いない。

完全に見失った私たちは一度調査を中断した。

その日の夕方。

依頼者から浮気相手の車(車種と色)の情報が入る。

夫(対象者)の自宅マンション近くのスーパーマーケットで合流したと推測し、再度、私と探偵Kがスーパーマーケットの駐車場で張り込みを再開した。

そして今回ばかりは予想的中。

情報と類似した車が現れ、車から夫(対象者)が現れた。

その後、夫(対象者)は自宅マンションに帰宅し、なんとか浮気相手の車を判明することができた。

その後、夫(対象者)の勤務先の従業員駐車場を確認したところ、浮気相手の車を確認し、同僚の女性が浮気相手と判明した。

数日の調査で浮気相手の身元を調査し、浮気相手の身元が判明した。

その後、夫(対象者)が浮気相手と会い、デートする日は数日確認できるも、浮気の証拠が乏しい状態。

このまま浮気の証拠は撮れずに、調査期間が終わってしまいそうな雰囲気が漂ってきたが!

とある週末(7回目の調査)。

等々、夫(対象者)と浮気相手女性がラブホテルに!

ようやく来たチャンス。

そして同時に怒りが爆発する依頼者。

今回はラブホテルから出て来るところを撮影する。

ではなく、出てきたところを依頼者が待ち受ける作戦!

私はこの仕事をして初めて修羅場を目撃することに。

トラブルがないように隠れてみていた私。

あの時の依頼者と話し合う夫(対象者)と浮気相手の顔は今も忘れません・・・

調査ポイント

今回のターゲット達に見受けられる浮気する人の共通点。

① 精力剤の使用と所有。

② 広くて長時間停められる駐車場で合流する。

調査期間と料金

調査期間:トータル24日間

現場に出た回数(行動調査):7回

(調査時間(合計):約40時間(行動調査による))

調査員最大人数(1回の調査):2名

調査料金(総額):約80万円

* 調査料金に関して、探偵社及び地域によって大きく変動しますのでご了承ください

投稿者 りょうカン

東北で活動する現役探偵。 数々の調査を経験し、探偵のリアルを語っていきたいと思います。 調査経験をもとに、対策や調査料金などのちょっとしたお役立ち情報もお話していきたいと思います。