はじめに

* 依頼者は会社の社長。

* ターゲットは依頼者の会社の従業員(以下、従業員A(対象者)と記す。)

経緯と目的

従業員A(対象者)が社内の女性従業員(以下、従業員B(二対)と記す。)との不倫関係が社内で噂されている。

また、従業員A(対象者)は社用車をプライベートでも使用し、従業員B(二対)とデートした時のガソリン代、ホテル代を不正に請求している可能性がある。

目的

① 従業員A(対象者)の行動を監視し、経費として請求している可能性がある場面の撮影。

② 従業員B(二対)との関係を判明。

調査編

予備調査を行う過程で、従業員A(対象者)の自宅に社用車が停まっており、社用車をプライベートでも使用している事実は間違いないとこの段階で判明した。

予備調査を行ってから1週間後。

その日は土曜日で依頼者の会社は休日だったが、従業員A(対象者)は社用車を使用し、早速動きがみられた。

社用車に取り付けてあるGPSの検索履歴から、従業員A(対象者)が使用する社用車は、高速道路付近の高速バス利用者駐車場に立ち寄った後、すぐ近くのインターチェンジから高速道路を利用し北上する。

高速バス利用者駐車場には、従業員B(二対)の車が停まっており、状況から2人が駐車場で合流し、従業員A(対象者)が使用する社用車で移動した可能性が高い。

その後、従業員A(対象者)の使用する社用車はラブホテルに停まっているところを確認する。

2人は結婚しており、W不倫と言うことになる。

社内で噂になっている不倫関係は本当であった。

浮気調査ではないが、2人がラブホテルを利用する証拠が欲しいと依頼者の希望もあり、ラブホテルで張り込みを開始した。

その後、6時間30分と長時間の張り込みの末、2人がラブホテルの一室から現れる様子を撮影する。

従業員A(対象者)が使用する社用車は従業員B(二対)の車が停まる高速バス利用者駐車場に移動し、2人は別れこの日の調査は終了した。

後日、依頼者からの報告として、従業員A(対象者)からの調査で行ったホテル・高速道路利用料金等の経費請求が確認できた。

従業員A(対象者)には依頼者から処分が言い渡されたであろう。

調査期間と料金

調査期間:トータル17日間

現場に出た回数(行動調査):2回

(調査時間(合計):約12時間(行動調査による))

調査員最大人数(1回の調査):2名

調査料金(総額):約30万円

* 調査料金に関して、探偵社及び地域によって大きく変動しますのでご了承ください

原一探偵事務所

投稿者 りょうカン

東北で活動する現役探偵。 数々の調査を経験し、探偵のリアルを語っていきたいと思います。 調査経験をもとに、対策や調査料金などのちょっとしたお役立ち情報もお話していきたいと思います。