調査結果:黒
はじめに
* 依頼者は50代前半の男性。
* ターゲットは依頼者の妻(以下、妻(対象者)と記す。)
経緯と目的
妻(対象者)が毎週土曜日に必ず外出し、帰りは深夜。
ご依頼者様自身で妻(対象者)が使用する車にGPSを設置し、履歴を見ると浮気相手の自宅に行っているのではないかと思っている。
目的
① 妻(対象者)の浮気の証拠。
② 浮気相手の身元。
調査編
私はいつも通り淡々と予備調査(自宅、勤務先、使用する車、面取り(本人の確認))をこなし、その日の夜。
依頼者からの連絡で、妻(対象者)が浮気相手の自宅に行っているかもと連絡が入る。
現場を確認すると、妻(対象者)の車はとある公民館前に路上駐車する形で停まっていた。
私はしばらく付近を見渡し、2階建てのアパートがあることに気づき、アパートのいずれかの部屋が浮気相手の自宅なのではないかと推測する。
私は小型カメラを数か所設置し、妻(対象者)に動きがあるまで付近で待機する。
それから4時間が経過したころ。
そのアパートの一室から、妻(対象者)が現れる。
そして路上駐車している自家用車に乗り、自宅に移動する。
本調査前に浮気相手の部屋が判明したのはかなり大きい。
次の日(土曜日)
午前10時。
妻(対象者)の自宅から調査がスタートする。
スタートから4時間が経過したころ、ようやく妻(対象者)が自宅より移動する。
妻(対象者)の車は、昨日訪れていた浮気相手の自宅アパート方向に移動する。
妻(対象者)の車は浮気相手の自宅アパート近くの動物病院に停まり、飼い猫の診察を受けた後、昨日停まっていた公民館前に路上駐車し、飼い猫と共に浮気相手の部屋に入っていく。
その後、妻(対象者)が1人で近くのスーパーで買い物したりと、浮気相手の自宅アパートから外出する行動はあったが、浮気相手とのツーショットは確認できなかった。
コロナウィルスが流行っていた時期。
おうちデート派の2人だったのか?、周りを気にして部屋に籠る浮気カップルだったのか?
それとも両方なのか?
この日は午後10時30分ごろ、妻(対象者)が浮気相手の部屋から出てきて、自宅に帰っていった。
少し早めの帰宅だ。
浮気相手の部屋に出入りする妻(対象者)を確認し、この日の調査は終了した。
後日
浮気相手の身元を判明させるため、アパートで張り込みをしていたところ、妻(対象者)と同年代くらいの男性が出入りしていた。
勤務先は妻(対象者)と同じ勤務先。
浮気相手は妻(対象者)の勤務先の同僚だ。
公共料金の明細書から名前が判明し、浮気相手の身元が判明した。
その後
数回の調査で、妻(対象者)が浮気相手男性の部屋に出入りするも、2人で外出することは無かった。
しかし、妻(対象者)は浮気相手の部屋の鍵を所持しており、自由に出入りできること等が判明し、かなり親密な関係であることを考慮し、浮気・不貞をしている可能性が高いと判断する。
調査ポイント
不貞の証拠として浮気相手の自宅の場合、複数回(できれば連日)の宿泊の証拠が理想だが、今回は浮気相手の自宅の出入りだけで依頼者が納得した。
後日、我々の報告書をもとに依頼者が妻(対象者)を問い詰めると浮気を認める。
『結果的に本人が認めれば証拠はいらないということです。』
浮気相手のほとんどは職場の同僚である可能性が高いです。
調査期間と料金
調査期間:トータル21日間
現場に出た回数(行動調査):4回
(調査時間(合計):約33時間(行動調査による))