みなさまはもし探偵に依頼しなければならない事情が発生した場合、どのタイミング時期に依頼したらよいか考えたりしますか?もちろん浮気調査などの場合は、気づいたらすぐに相談し依頼した方がいいですよね?

しかし、依頼するほどのものなのか?もう少し様子を見てから依頼したほうがいいのか?など様々な理由で調査を依頼する時期・タイミングに迷いが生じる場合もありますよね。

実際、浮気調査の場合、もう少し早く依頼すれば撮れていた証拠も撮れなかったパターンも少なくありません。

今回は探偵に依頼する時期・タイミングについてお話します。

ALG探偵社
① 依頼するタイミングと時期

依頼するタイミングなんて悩んでいるならすぐするのでは?なんて思い方もいると思います。もちろん調査内容やターゲット(対象者)が浮気相手と不倫旅行するタイミングまでに依頼すればいい!などシチュエーションは様々ですが、これは依頼すると決めたらなるべく早めに依頼するのがいいです!!もうちょっと早く依頼が来て早いうちに調査を終わらせておけばよかったっと思うことは多々ありますが、もう少し遅くやっとけばよかったなんてことは現場に出る探偵からすれば稀です。現場に出ている私が今回携わった案件で特にそう思った体験をもとに具体的にお話しします。

② 周囲の環境の変化で調査難易度が大きく変わる。

今回は浮気調査ということで、ターゲット(対象者)が浮気相手(二対)の自宅に出入りしているとのことでその様子を撮影というのが実際の調査内容でした。浮気相手(二対)の自宅はマンションやアパートなど集合住宅ではなく一軒家でした。私の前に別な探偵(同僚)が現場に入り同じ内容で調査を行いましたが、浮気相手の自宅周辺は空き地になっており、人通りもあまりない状態だったので隠しカメラなども仕込みやすい環境でした。しかし、その数日後に私が現場を任されることになり現場を確認しましたが、なんと空き地スペースに新築の家を建てるための工事が始まっていました!!これにより現場周辺には建築現場の職人さんが常にいることになり、隠しカメラを仕込みにくい状態となりました。このように現場の環境が変化することで調査難易度が急激に上がり、難なく撮れるはずだった証拠も撮ることができない又撮影できたとしても有力な証拠となる絵ではないものとなってしまいました。

後日談でご依頼者様は弁護士を雇っており、依頼するタイミングは弁護士と相談してからの判断だったため私たちに依頼したタイミングは早かったのか遅かったのか正直わかりませんでしたが、今回は私の所属する探偵社の調査プランやスケジュールも的外れだったと思います。実際私の同僚が調査を携わった段階で建築工事が行われる予兆はあったと話していました。その環境変化に対応し調査を早めに終わらすといった提案もできたと思います。(ターゲットが浮気相手の自宅に行く頻度も多いほうだったので。)

探偵の仕事において調査結果は『運』次第と言われてしまえばそれまでですが、依頼するタイミングや打ち合わせを早くしていれば対策を練ることはできます。何事も早めの対応・対策が大事になってきます。

【HAL探偵社】

おまけ

この調査で私自身気になったポイントがあります!この調査の目的は

① 浮気の証拠

② 離婚するうえで子供の親権問題に有利になる証拠

この2点の証拠の撮影がミッション内容ですが。まず①浮気の証拠として浮気相手の家の出入りは浮気の証拠にならないこと。浮気相手の自宅関連では複数回の宿泊の証拠が必要であること。次に②離婚するうえで子供の親権問題に有利になる証拠ですが、具体的な証拠って実際どういったものなのか?子供への暴力・虐待、育児放棄、様々考えられますが実際証拠の撮影はできるのか?今回のご依頼者様は弁護士を雇っている様子であり弁護士からのアドバイスを受けてから探偵に依頼してきたと思います。もし弁護士を雇っている場合の人は特にですが、必要な証拠、具体的な内容の証拠があればいいのかをしっかり弁護士と確認したうえで探偵に依頼したほうがいいでしょう。どんな証拠でもあるとないでは大きく違いますが有力的な証拠でなくてはいけません。おそらく今回の事例のパターンですと裁判的に有利となる証拠は撮れなかったと思います。

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最後に

結果的に何事も早めの対応・対策が大事ですね。探偵は基本見積打ち合わせは無料です。もしパートナーが浮気などで悩んでいる場合があれば、早めにご相談することをお勧めします。今回のように現場の環境が変わってしまうと調査難易度も大きく変動し、望む証拠が撮れなくなってしまいます。手遅れになる前に対策しましょう!!

投稿者 りょうカン