はじめに

* 依頼者は30代半ばの女性。

* ターゲットはご依頼者様の夫(以下、夫(対象者)))

経緯と目的

夫(対象者)はほぼ毎日浮気相手の女性と会っている様子である。依頼者が浮気を疑う理由は、月々のクレジットカード明細からラブホテルを利用していることがわかった。しかも多い時で1カ月10万円以上使っている。また午後10時ごろに職場から電話が来て夜遅くに出かけることが多くなった。(夜出かけた際、帰りは2時間後から翌朝に帰宅する。)

夫(対象者)ステータス

身長:180cm

体型:中肉中背

職業:公務員(警察官)

車:あり

趣味:釣り、キャンプ

妻(依頼者)との子ども:なし

調査編

予備調査を難なくこなし、2日が経過したころ、早速夫(対象者)に動きがみられた。

依頼者の目撃情報から、夫(対象者)の車がとあるパチンコ店の駐車場に停まっている。夫(対象者)はパチンコやスロットなどギャンブルはやらない人だったため、車を乗り捨て浮気相手の車で移動している可能性が高い。

約6時間の張り込みが続き、午後10時ごろ夫(対象者)がパチンコ店の駐車場に現れ、自家用車に乗ってパチンコ店から移動する。

状況からパチンコ店敷地外で浮気相手と別れ、歩いて駐車場にきた様子だが、夫(対象者)が現れた際に近くで路上駐車するSUVの車を私は見逃さなかった。

この日は夫(対象者)の車は自宅に帰宅した。

翌日

夫(対象者)の勤務先から張り込みを開始し、調査を開始する。

夫(対象者)は警察官。警察署付近での張り込みはかなり気を使った。

張り込みから1時間が経過したころ、夫(対象者)の車が勤務先より移動していく。

夫(対象者)は銀行によった後、コミュニティーセンターの駐車場に停まった。

経験と現場の雰囲気から、今にもここで車を乗り捨てて、浮気相手の車で移動していく感じがヒシヒシと伝わる。

予想は的中し、昨日パチンコ店敷地外で確認したSUVが現れる。車のナンバーから昨日確認したSUVで間違いない。

夫(対象者)はSUVの車の後部座席に乗り、SUVはコミュニティーセンターから移動する。

SUVを尾行するも一度失尾し、見失うが付近を捜索したところ、とあるアパートの駐車場に停まっているところを確認した。

同所のアパートのいずれかの部屋に入室していることは間違いなさそうだ。私は別件の調査がありここで調査を離脱し、一緒に調査していた探偵にお任せした。

この日は午後10時30分ごろにアパートに一室から夫(対象者)と浮気相手女性が現れ、女性のSUVの車に乗って夫(対象者)の車が停まるコミュニティーセンターまで送迎してもらい夫(対象者)は自家用車に乗って自宅に帰宅する。

翌朝

夫(対象者)の勤務先を確認したところ、浮気相手女性(女性A(二対))のSUVを確認する。

女性A(二対)は勤務先の同僚であることが判明するなど、浮気相手女性(女性A(二対))の身元がこの段階でほぼ判明した。

その後

その後、数回の調査で夫(対象者)と女性Aは頻繁に接触し、デートしたり、女性A(二対)のアパートに出入りしていた。

調査を通して、依頼者の情報ではラブホテルを利用しているとのことだったが、女性Aがアパートを契約したことで女性Aの自宅アパートに出入りするようになったと推測された。

結果的には、夫(対象者)は女性Aの自宅アパートに宿泊することは無く、明確な不貞・浮気の証拠は撮れなかったが、調査は終了した。

調査ポイント

不貞・浮気する人に見られる共通点が今回の調査でも見られました。

① クレジットカードの利用明細などで浮気がバレる。

② 毎日帰りが遅い。

③ 浮気相手と合流する場所は駐車場が比較的広めで、長時間車が停められる場所。

④ 不貞・浮気を自覚している人は車に乗るときは、助手席ではなく後部座席に乗る。

調査期間と料金

調査期間:トータル11日間

現場に出た回数(行動調査):3回

(調査時間(合計):約20時間(行動調査による))

調査員最大人数(1回の調査):2名

調査料金(総額):約50万円

* 調査料金に関して、探偵社及び地域によって大きく変動しますのでご了承ください

投稿者 りょうカン

東北で活動する現役探偵。 数々の調査を経験し、探偵のリアルを語っていきたいと思います。 調査経験をもとに、対策や調査料金などのちょっとしたお役立ち情報もお話していきたいと思います。