はじめに
* 依頼者は40代半ばの男性。
* ターゲットは依頼者の妻(以下、妻(対象者))
経緯と目的
妻(対象者)が子供を連れて家を出ていった。
依頼者自身である程度の現居住先を調べた結果、男性と同棲していることが判明した。
目的
① 妻(対象者)が現居住先に住んでいる様子を撮影。
② 同居する男性の身元判明。
調査編
私は依頼者の情報をもとに現場を確認した。
妻(対象者)は県営アパートに住んでいる。
いくつか依頼者提供の情報と異なる部分があり、少し戸惑ったが、妻(対象者)が依頼者の情報通り、県営アパートに住んでいる様子は確認できた。
異なった部分は、勤務先と使用する車。
情報では老人ホームで働いているとのことだったが、出勤する様子はなく、仕事は辞め専業主婦になっている様子だった。
車も軽自動車から普通車に乗り換えており、調査の過程で判明した。
その夜、同居する男性の確認を行ったところ、確かに妻(対象者)が住む部屋に男性は帰ってきた。
建物(部屋)の登記簿を確認すると男性の名義であり、正確には男性の部屋に妻(対象者)と子供たちが住まわせてもらっている様子である。
浮気していた妻(対象者)が浮気相手(同棲する男性)の自宅で暮らしていることになる。
素行調査から浮気が発覚した。ということはよくある話だ。
翌朝、男性を尾行し勤務先が判明する。
その後、追加の1日分で妻(対象者)が男性と同居している事実の証拠を撮影し、調査は終了した。
調査ポイント
基本的に有責配偶者(浮気・不貞しているパートナー)からの離婚請求は認められませんが、『別居』という行為は有責配偶者でも離婚請求が認められる基準のひとつです。
正確には『長期間の別居』ですが。
よく依頼者の調査依頼の理由にパートナーが『別居』をしたい又はしている場合、探偵の立場からするとパートナーが浮気している可能性が高いです。
調査期間と料金
調査期間:トータル3日間
現場に出た回数(行動調査):3回
(調査時間(合計):約12時間(行動調査による))
調査員最大人数(1回の調査):1名
調査料金(総額):約20万円
* 調査料金に関して、探偵社及び地域によって大きく変動しますのでご了承ください