* 依頼者は60代の夫婦。
* ターゲットは依頼者の娘婿。(以下、婿(ターゲット)と記す。)
◆ ターゲットのステータス
男性
身長:180cm
年齢:34歳
職業:火災報知機などの設備メンテナンス
車:あり
依頼者の娘と婿(ターゲット)が別居を始めた。
友人知人の情報から、婿(ターゲット)は浮気しており、浮気相手の自宅アパートで生活していることがわかった。また友人の協力もありすでに浮気相手女性の自宅と車はわかっている様子だった。
目的は
① 浮気相手の自宅で生活(宿泊)する婿(ターゲット)の様子を撮影する。
② 浮気相手女性の名前と勤務先の判明。
調査編
予備調査の段階で、婿(ターゲット)の車が浮気相手女性(以下、女性①と記す。)の自宅アパート駐車場に停まっているところを確認する。この段階で依頼者の情報通り浮気している事実は確かであった。
まずは、女性①の身元を判明させることをメインに調査を進めた。女性の勤務先はショッピングモール:Iの中にあるいずれかの店舗の従業員であると依頼者の打ち合わせ段階でわかっていた。
私はまず女性①本人の確認(面取り)を行った。女性が勤務を終え、車に向かうところで確認し、その後女性①が帰宅するまで尾行した。
この時ラッキーなことに買い物に寄ったスーパーマーケットで女性①が買い物をしている隙に、女性①の車の車内の様子を確認したところ、女性①が勤務先の建物に出入りする際に必要である従業員証明書が車のバックミラーにぶら下がっているのを確認する。
女性①はアイスクリーム屋の従業員であり、名前もばっちり記載されており、この段階で目的②が難なくスピーディーに達成された。
その後、女性①は買い物を終え、自宅アパートに帰宅する。
調査をこなす過程で、女性①には小学校低学年の娘がおり、一緒にアパートで暮らしていることがわかった。
婿(ターゲット)は午後6時ごろを目途に女性①の自宅アパートに帰宅し、午前6時30分ごろ出勤していく。このサイクルを3日間撮影し、不貞の事実も認められる証拠をおさえた。
調査中、ヘルプできていた探偵:Kが近隣の住民に警戒され、警察沙汰になってしまったが、何とかターゲット達にはバレずに調査をこなすことができた。
最後は、休日に婿(ターゲット)と女性①、女性①の娘の3人でお出かけしている様子を撮影し調査は完全に終了した。
調査ポイント
浮気の証拠として、浮気相手の自宅での不貞の場合。1回の宿泊の証拠では不貞の証拠として効力は低い。最低でも3回の宿泊の様子を撮影するのがベターです。
また、浮気相手の身元を調べるのは、内容証明を送ったり、慰謝料請求等の滞りに伴い給料差し押さえをするために勤務先を判明させたりするためです。
調査期間と料金
調査期間:4日間
現場に出た回数(行動調査):4回
(調査時間(合計):約35時間(行動調査による))
調査員最大人数(1回の調査):2名
調査料金(総額):約54万円
* 調査料金に関して、探偵社及び地域によって大きく変動しますのでご了承ください。